2008年 05月 03日
手術治療 2007年 |
昨年2007年1月から12月までの手術治療をまとめました。整形外科すべてを合計すると535手術ありそのうち私は、手の外科、骨折、末梢神経、難治性外傷(創外固定、変形治癒矯正手術、偽関節)を中心に211手術を直接執刀しました。指導、助手も含めて合計435手術に入っております。昨年は255手術の執刀でしたが、大阪大学整形外科から藤井医師が赴任してくれ私の指導で手術をしてくれるようになったので私自身の直接執刀の手術は少し減らしています。もちろんsuperviseはしておりますので手術成績は同じです。
2007年535件
2006年515件
2005年426件
2004年304件
2003年293件
以上のように私が赴任した4年間で手術件数は急増しております。しかし、病院を取り巻く状態はどんどん変わって行き、以前のように多くの患者さんを受け入れることができなくなりつつあります。医療の質の向上のためには、ひとりひとりの患者さんに対する手数が多くなりますので、すべての患者さんを受け入れることができなくなっているため、外来、入院とも制限させて頂いております。後期高齢者医療制度も始まり、75歳以上の患者さんは90日以上の入院が事実上制限されており、病状によっては、受け入れが不可能です。延命治療も中止しないといけない規則になっています。療養型病棟も削減され、われわれ急性期病院から患者さんを移すことも困難になっています。政府自民党は、医療制度をこれ以上混乱させることはやめて欲しいです。75歳以上はこれから医療費が掛かる年代なのに、長年掛けていた健康保険から脱退させられ、74歳までの方と同じ治療が入院では行うことができません。外来でも制限がありますが、入院ほど大きな変化ではないのであまり気づかれていません。医師の努力のみではもう良質な医療をすることができません。国民が声を上げなければ政府はどんどん国民からお金を取り上げることになります。せっかく下がったガソリンも急に値上げになり、政府は自分のお金のみを考え、国民生活を考えてはくれません。
2007年535件
2006年515件
2005年426件
2004年304件
2003年293件
以上のように私が赴任した4年間で手術件数は急増しております。しかし、病院を取り巻く状態はどんどん変わって行き、以前のように多くの患者さんを受け入れることができなくなりつつあります。医療の質の向上のためには、ひとりひとりの患者さんに対する手数が多くなりますので、すべての患者さんを受け入れることができなくなっているため、外来、入院とも制限させて頂いております。後期高齢者医療制度も始まり、75歳以上の患者さんは90日以上の入院が事実上制限されており、病状によっては、受け入れが不可能です。延命治療も中止しないといけない規則になっています。療養型病棟も削減され、われわれ急性期病院から患者さんを移すことも困難になっています。政府自民党は、医療制度をこれ以上混乱させることはやめて欲しいです。75歳以上はこれから医療費が掛かる年代なのに、長年掛けていた健康保険から脱退させられ、74歳までの方と同じ治療が入院では行うことができません。外来でも制限がありますが、入院ほど大きな変化ではないのであまり気づかれていません。医師の努力のみではもう良質な医療をすることができません。国民が声を上げなければ政府はどんどん国民からお金を取り上げることになります。せっかく下がったガソリンも急に値上げになり、政府は自分のお金のみを考え、国民生活を考えてはくれません。
by kenji-miki
| 2008-05-03 09:13
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